ぎっくり腰と腰痛の違い
ぎっくり腰と腰痛の違いを大雑把に言いますと、ぎっくり腰は『炎症(腫れや熱を伴う痛み)』を伴い、一般的な腰痛は『炎症』が無い腰の痛みを指します。
つまりぎっくり腰は、一般的な腰痛症状である『筋肉や関節のコリや損傷(ダメージ)による腰の痛み』と、ぎっくり腰特有の『炎症による腰の痛み』の2つの症状が合わさった腰痛になります。
ぎっくり腰と腰痛の違いは、ざっくりと言えば『炎症があるか無いか』の違い
一般的な腰痛の症状である『筋肉や関節のコリや損傷(ダメージ)による腰の痛み』は、病院(整形外科・整骨院・整体など)の治療を必要とする場合も少なくありませんが、『炎症による腰の痛み』は違います。
ぎっくり腰の炎症(腫れと熱)でもお話しましたが、『炎症による腰の痛み』は症状が出てから『3日程度をピークに改善へと向かう』ので、熱や腫れが少しずつおさまれば、ぎっくり腰の症状も自然と楽になります。
ぎっくり腰の痛みは『損傷+炎症』が原因なので、炎症による熱が自然回復すれば症状も自然と軽くなる
つまり、炎症による熱がおさまって『筋肉や関節のコリや損傷(ダメージ)による腰の痛み』だけの状態になれば、一般の腰痛と同じように考えて対処・治療すれば大丈夫です。
ただ、ぎっくり腰は『癖になる』『繰り返す』という性質があり、その部分に対する対処や予防だけは必要になりますので、次回はそれについてお話したいと思います。