腰痛を椅子で予防する際におすすめする2つの条件
前回のパソコン用の椅子と腰痛の続きになりますが、腰の痛み予防におすすめの椅子の条件は、『"腰に掛かる負担が少ない座り方"を無意識にできる構造』になります。
つまり、『できる限り深く座り、背もたれに頭を付ける』という理想の座り方に、椅子へ座れば自然と近づける構造の物のことを指します。
おすすめ条件1 できる限り深く座れる構造
これは足の長い方でしたら問題ありませんが、私のように胴長(やさしいお嫁様に言わせると「短足」)の場合は、できる限り深すぎない椅子(座面が前後に長すぎない)がおすすめです。
なぜなら、深すぎる(座面が前後に長すぎる)椅子だとお尻が背もたれまで届かず、腰に負担の掛かる座り方になってしまうからです。
おすすめ条件2 頭を支えられる高さのある背もたれ
車のシートが理想で、デスクワークに特化した椅子も、背もたれが高い物が多いと思います。
特に身長の高い方や私のように胴だけ長い(股下は69センチ)人の場合は、背もたれが高い物の方が腰痛も肩こりも軽減できます。
理由は、椅子の背もたれから頭が離れれば離れるほど、頭の重さ(4~6キロ)を背骨が長時間支えなくてはいけなくなるので、背もたれが高ければ高いほど、背もたれで頭の重さを支える事ができて腰に掛かる負担が少なくなるからです。
※参考までに、私はDUORESTの椅子を使い、知人にもおすすめしています。
オフィスチェアーや車のシートでの腰痛対策
オフィスの場合、パソコンチェアーを買っても勝手に交換できないとか、デスクワークよりも車の運転が多いので車のシートに腰痛対策をしたいとか、座椅子のように地べたに座る事が多いなど様々だと思います。
ですので、腰が痛い方に最適な椅子に関しては『おすすめのパソコンチェアー』、『オフィスチェアーと腰痛予防クッション』、『おすすめオフィス座布団』、『車のシートで腰の痛み対策』の4つをご紹介したいと思います。