あぐらの姿勢が腰痛を招く理由とそれを予防する方法
長座に続いて体育座りと腰痛の関係についてお話しましたが、今回はあぐらと腰痛の関係についてお話したいと思います。
あぐらの姿勢
あぐらの姿勢も説明はいらないと思いますが、体育座りで曲げた両足を横に開いた態勢になるので、腰に掛かる負担は体育座りと似ています。つまり、あぐらも猫背になるので、腰痛の原因となります。
あぐらが腰痛を起こす理由
腰の部分の背骨は、お腹が出っ張る方向に反りを持っています。この姿勢が保たれていれば、腰の筋肉や椎間板への負担は少なくなります。
あぐらの時は、腰部分の背骨が猫背になってしまうので、腰痛を起こしやすい姿勢になります。
あぐらはお尻だけを高くすれば腰に良い姿勢
あぐらは腰痛になりやすい姿勢なのですが、お尻の下だけに少し高さのあるクッションや座布団を入れて上げると、腰に掛かる負担が減ります。
でも試すとお分かり頂けると思いますが、高さのあるクッションや座布団をお尻の下に入れると、座っている時の安定感に欠けてしまいます。
しかし考える人は考える物です。
あぐらの姿勢を良くして『腰痛予防ができる座椅子』を今まで見たことも無かったのですが、こちらは中々の優れものです(私も使っています)
あぐら用の座椅子としても良いですが、骨盤と背骨の構造(姿勢)を考えた作りになっているので、普通に使っても良い商品です(詳しくは腰痛防止に最も向いた座椅子とおすすめの使い方)
また、背もたれが『14×14段階』に調節できて、背もたれを使った背骨を伸ばすストレッチが行えるのも、腰痛や姿勢改善法にも使えて、座椅子でありながら素晴らしい機能です(詳しい写真は美姿勢座椅子をおすすめする理由)
私はこれ以上の座椅子を見たことがないですが、個人個人で体に合う・合わないがありますので、試してみて『合わなかったら返品する』という形を取るのが良いのかな、と思います(1年間の返品保障が付いています)
あぐらや正座などの『床に座る姿勢』に対しては否定派なのですが、あぐらで腰痛が悪化する方などは、床に座る姿勢のマイナス部分をこのような座椅子で調整できれば、予防につながると私は考えています。