睡眠の質を改善することで腰痛予防につながる
前回は仰向けが腰痛軽減に向いた寝方と言える3つの特徴についてでしたが、これまで『寝方と腰痛』について『横向き』『うつぶせ』『あおむけ』の3回に分けてお話しました。
今回は、睡眠と腰痛の症状について、睡眠の質を下げる事で疲労回復の邪魔をして、蓄積した疲労が腰痛などの様々な痛みにつながる要素についてお話したいと思います。
睡眠の質を下げる要素
- 病気やストレスで疲れが取れていない
- 睡眠環境の問題
- マットレスや敷き布団の問題
- 床や畳、ベットなどの材質や固さ
病気やストレスで疲れが取れていない
病気の場合、風邪を引いて呼吸が浅くなっても睡眠の質が下がるので疲れが取れにくく、無呼吸症候群などでハッキリと睡眠が阻害されれば、体は回復する時間が取れずに疲労がドンドン溜まり、結果として悪い睡眠が腰痛などの痛みを招きやすくなります。
ストレスは不眠症の原因になる
ストレスは自律神経を不安定にして不眠症の原因になり睡眠の質を大きく下げますが、やはり『溜めない(原因を減らす)事』と『発散する事』の2点しか対処方法はありません。
マットレスや寝具に問題がある場合
マットレスや敷き布団などの寝具と腰痛の関係については、以下のページも参考にして下さい。/p>
私は体のことを考えてairweave(エアウィーヴ) を使い、実家の両親には浮圧敷き布団【雲のやすらぎ】 を使ってもらっています。
病院で治療を受ける事も大切
根本の原因であるストレスや病気が問題になって睡眠の質を下げている場合は、病院で治療を受けるなどの対処法が必要になります。
また、『睡眠と疲れ』という部分で関連する項目がありますので、朝・寝起きに腰痛が出る4つの原因も参考にしてみて下さい。